常務取締役とは
Thursday, March 13th, 2008常務取締役とは、会社の日常的業務を担当し社長を補佐する役員のこと。常務といえば一般社員にすれば雲の上の存在のようにも聞こえるが、取締役でない場合もある。また、小さい会社では一般社員と変わらないレベルで日常業務をこなす、単なるディレクション担当者である場合もある。
常務という言葉には、本来「日常的業務」という意味があり、それらの業務に当たることや、業務そのものを「常務」と呼んでも差し支えないことになっている。しかし、今日の企業の実態においては、ほとんどの場合、役職を指すことになってしまう。同名の役員が存在しない企業においても事情が同様なのが不思議なところだ。
常務取締役は基本的に、取締役会決議をもって取締役の中から選任される。しかし、中小企業などでは社長が任命するだけで決定することも多く、その対象が息子などの親族である場合も少なくない。したがって、常務といえば、次の社長候補であるという企業もかなりあるのだ。取引の際などには注意が必要かもしれない。
副社長、専務、常務を指して「重役」ともいう。一般に株式会社における取締役及び監査役を指す総称であることが多いが、これに追随する役職としての執行役員を含めてこう呼ぶことがある。常務などの重役は一般社員の仕事が見えにくいため、「裸の王様」のように思われることも少なくない。